細胞農業統一基盤「Uni-CulNet(ユニ カルネット)」は、CulNet Systemを細胞培養の基本インフラとしてご提供し、細胞培養が国内外に広く普及することを目指す構想です。
CulNet Systemは、汎用性の高い低コスト細胞培養プラットフォーム技術で、動物細胞で構成される食品、皮革をはじめ、様々な分野でご活用頂けることを目指しています。本構想では、2つの具体的な細胞培養ソリューションをご用意しております。
”CulNet System”は汎用性の高い細胞培養プラットフォーム技術で、バイオ領域の新たなプラットフォームとして、動物細胞で構成される食品、皮革をはじめ、様々な分野でご活用頂けることを目指しています。
SDGs達成や多様化する価値観に対応した、新たな動物由来製品の生産方法として、CulNet Systemのご提供を目指しています。
また、これに向けた受託研究を広く募集します。受託研究は各Stepごとにステージゲートを設け、その都度進捗を評価して頂くことができます。
※CulNet System:動物体内を模した環境を構築することで、細胞培養の高コスト原因であった成長因子の外部添加を不要とし、コスメから食材まで様々な利用範囲をもつ安価で大量に細胞を培養できるインテグリカルチャー独自の汎用大規模細胞培養技術
※事前試験にあたり、商品化を検討している細胞種の調達ルートを既にお持ちの場合、
受託研究期間を短縮可能です。
CulNet Systemによる
商用生産の際は、
弊社にて下記のような
サポートをさせて頂く予定です。
”CulNet System”は汎用性の高い細胞培養プラットフォーム技術で、バイオ領域のハードウェアインフラとして、食品、革のみならず、様々な分野で使用していただくことを想定しています。それを最速で実現することを目指し、様々なテクノロジーを有する事業会社様を集めたコンソーシアムを設立します。
2021年のコンソーシアム正式発足を目標に、CulNet Systemの開発要素を体系化し、培養液、培養機器、生産技術、品質管理、製品加工の分野で試験的な共同技術開発を順次開始しております。コンソーシアムにおける募集領域は下記となります。是非、本コンソーシアムにてオープンイノベーションによる世界に先駆けたインフラ作りにご参画ください。
既存の培養液(基礎培地)とは根本的に異なる発想でのレシピ開発・規格化を進めます。
基礎培地はすべての培養細胞製品の原材料であり、
製品(食品、素材、医療など)ごとに異なる種類の基礎培地が必要です。
CulNet Systemの実機を構成する部品群および運用方法の開発・規格化を進めます。
CulNet Systemは将来、プラットフォームとして大量生産や家庭での利用など
幅広いスケールでのご活用を想定しています。
可食部などの製品を製造する培養槽を構成する要素の開発・規格化を進めます。
細胞培養槽は製品種類ごとに種類が分かれています。
また、ソースとなる細胞源は農業製品として用いる様々な動物を想定しております。
細胞製品加工では生成物(細胞構成物/培養上清)の加工と安全性を満たすための
プロセス管理要素の開発・規格化を進めます。
製品ごとに加工プロセスが異なると考えられるため、
ステージゲートを設けながら進捗レビュー予定(毎年)です。
種細胞では、畜産資源、漁業資源などから細胞を抽出し、
培養を行うための加工プロセス開発・規格化を進めます。
食品用途や素材用途、動物種等、
種細胞生産拠点で一連のプロセスを完結させるための開発を行います。