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培養肉技術を活用し、「細胞を活かす」ことに着目した世界初*のスキンケア化粧品原料「CELLAMENT®(セラメント)」を開発。4/7より原料販売の商談開始

*卵由来の胎盤様組織の培養上清液化粧品原料として

 

インテグリカルチャー株式会社(本店:東京都文京区、代表取締役CEO:羽生 雄毅、以下、「インテグリカルチャー」)は、スキンケア化粧品原料「CELLAMENT®(以下、セラメント)」を開発し、この度量産体制が整ったため、2021年4月7日より、2022年にセラメント配合スキンケア化粧品の上市を目指す化粧品会社様との原料販売の商談を開始致しました。

培養肉研究の過程で、培養肉の副産物である細胞培養上清液(※1)に、肌に対して有用な成分が多数含まれていることを見出したことから化粧品用途へ応用すべく約2年の研究を行い、「細胞を活かす」ことに着目して開発した化粧品原料です。

当社は、化粧品原料開発においても、細胞農業のアプローチにより動物細胞資源を有効活用し、多様で豊かな未来の実現を目指します。

※1:細胞培養上清液:採取した細胞を培養すると、その培養液中に細胞から成長因子(グロースファクター)が大量に分泌されます。その後、細胞を除いた上澄み液のことを培養上清液と言います。培養上清液中には細胞活性のカギとなる情報伝達物質が豊富に含まれています。

 

■化粧品原料開発の背景

当社は細胞農業を通じて持続可能で多様性のある未来を創るため、細胞培養テクノロジーをベースに培養肉づくりの研究開発からスタートした研究開発型ベンチャーであり、独自の汎用大規模細胞培養技術「CulNet System(カルネット システム)」を中心とした事業展開をしています。

培養肉の研究開発の中で、CulNet Systemの共培養(※2)を構成している細胞が肌に有用な成分を作り出していることを見い出したことから化粧品分野への応用を進め、卵の胎盤様組織にある3種類の細胞(3mix細胞 ※3)の培養上清液を新規化粧品原料「セラメント」として開発し、商品化するに至りました。

セラメントは、PCPC(Personal Care Products Council:米国パーソナルケア製品評議会)にて新規化粧品原料として登録済で、卵由来の胎盤様組織の培養上清液化粧品原料としては世界初となります。

※2:共培養:2種、あるいはそれ以上の細胞種や組織を一緒に培養すること。

※3:3mix細胞:鶏卵の胚膜(胎盤に相当する部分)にある3つの細胞「羊膜(ようまく)・卵黄嚢(らんおうのう) ・漿尿膜(しょうにょうまく、漿膜と尿膜をまとめたもの) 」を指します。

 

■セラメントとは

「細胞を活かす」ことに着目し、卵の3mix細胞を培養して得られた、世界初「鶏胚膜(胎盤様)組織」培養上清液です。原料素材には、ワクチン製造にも使われる安全性の高い卵(国産)を使用しています。

セラメントには、成長因子(グロースファクター)、アミノ酸、ビタミン等、肌に有用な生理活性物質が豊富に含まれ、線維芽細胞増殖促進/抗酸化/保湿/皮脂合成抑制等のエビデンスが確認できております。

  • 化粧品表示名称:ニワトリ胚体外膜細胞順化培養液
  • INCI名:Chicken Extraembryonic Membrane Cell Conditioned Media
  • 特許出願番号:2018-210910
  • 製造国:日本
  • 8つの安全性試験クリア済:ヒト皮膚パッチ試験/3次元皮膚1次刺激代替試験/3次元眼刺激代替試験/皮膚感作性代替試験 (KeratinoSens、h-CLAT)/RIPT試験(アレルギーテスト/累積刺激)/アレルゲン分析/ウイルス検査/染色体異常
  • WEBサイト:https://www.cellament.jp/