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Space Food Xイニシアチブへ参画し宇宙における食肉生産を推進、宇宙用調味料「SpaceSalt™」も開発

細胞培養技術を用いた食肉生産、「細胞農業」スタートアップのインテグリカルチャー株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役:羽生雄毅、以下、「当社」という。)は、宇宙における食肉生産の実現に向けて、Space Food Xイニシアチブへ参画することに致しました。加えて、宇宙用調味料「SpaceSalt™」を開発しました。

月面や火星などにおける長期の有人宇宙活動をサステナブルに行うためには、現地での食料確保が不可欠です。宇宙での食料生産技術として、植物工場や藻類培養を中心に検討が進んでいますが、タンパク源の確保や食の満足度という観点で大きな課題を残しています。

当社はかねてより、月面や火星などの閉鎖系における細胞培養での食肉生産について研究開発を進めておりますが、この度、宇宙での食肉生産の実現に向け、Space Food Xイニシアチブへ参画することに致しました。

Space Food Xイニシアチブへの参加をきっかけとして、宇宙における食文化について検討する中、当社開発の食品グレード培養液が調味料としても使える可能性に着目し、宇宙用調味料として「SpaceSalt™」を開発しました。食品グレード培養液は元々、細胞培養をするために開発したものであり、ミネラル類やアミノ酸、ビタミン類などの人体にとって有用な栄養成分が含まれていること、さらに人間の味覚を刺激する「塩味」「うま味」等を含むことから、新しい調味料としての可能性を開拓する製品となります。

SpaceSalt™は今後、年内の一般販売開始に向け、準備を進めて参ります。また、月面の閉鎖系における物質循環システムの中でのSpaceSalt™の生産に向けても、検討を進めて参ります。

■Space Food Xイニシアチブについて
Space Food Xイニシアチブとは、合同会社ユーグレナSMBC日興リバネスキャピタル、株式会社シグマクシス、及び国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下、「JAXA」という)を幹事として運営され、宇宙における食料の生産及び供給並びにそれに関連した地上ビジネスに関わる市場の早期創出と、日本発の優れたプロダクト及びサービスが宇宙食料関連マーケットにおいて高い市場シェアを獲得するために、産学官の有機的な連携を促進することを目的に活動します。
JAXAの「宇宙イノベーションパートナーシップ(J-SPARC)」において進める食料生産及び供給等に関する新たな宇宙関連事業を創出することを目的とした「Space Food X」プログラムの一環として位置づけられます。

■食品グレード培養液について
細胞培養には培養液が必要ですが、食肉生産を前提とした場合、全てが食品または食品添加物で作られた培養液が必要となります。そうした背景より、当社は食品及び食品添加物で作られた培養液、食品グレード培養液を開発しました。